【登山歴5カ月】雪の丹沢を小屋泊で縦走Day1【檜洞丸・蛭ヶ岳】

せっかくの3連休なので小屋泊での登山を計画。この時期に近郊でNot雪山で泊まりとなると丹沢しか思いつきませんでした。前回小屋泊で丹沢を歩いた時は表尾根を歩いて丹沢山のみやま山荘に泊まり、鍋割山経由で大倉に下山したので、今回は丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登頂したいと思い、スタート地点は焼山側と迷ったんですが、アクセスがましな西丹沢ビジターセンターから丹沢主稜を歩くコースにしました。

2024年2月23日(金)雪 

08:46 西丹沢ビジターセンターバス停
08:51 ツツジ新道入口
10:19 展望園地
11:28 檜洞丸
11:36 青ヶ岳山荘
12:41 金山谷ノ頭
13:54 ミカゲ沢ノ頭
14:48 蛭ヶ岳
14:51 蛭ヶ岳山荘

タイム6時間7分/距離9.1km/のぼり1,774m/くだり647m from YAMAP

3連休の天気予報は荒れ模様。毎日チェックして気をもんでいましたが、1日目は雨or雪予報で夜から天気が回復、2日目は晴れ予報となっていました。結構悩んだんですが、1日目も大荒れというわけではなさそうというのと2日目の晴天を信じて決行するつもりで準備を整えるも、当日朝には夫が体調が芳しくないということでキャンセル。そこでもう1回悩んだんですが、ソロで行くことにしました。

2週連続で小田急線の新松田駅に降り立ち、7:25発のバスで8:36に西丹沢ビジターセンターに到着しました。天候のせいかバスは空いていました。新松田駅では雨だったのですが、西丹沢ビジターセンターでは雪に変わっていました。

8:46、西丹沢ビジターセンターでトイレを借りて準備を整えて出発。

8:51、少し車道を歩くと、つつじ新道への入り口に到着。ここから登山道に入ります。

しばらく登ると三又ゾーンがありました。まだ蕾です。

9:28、ゴーラ沢出合に到着。ここで沢を渡らねばなりません。

思ったより水量ありますね。。。雪あるかもってことでわりとしっかりした靴入ってきてよかった。

沢を渡るといきなり鎖場な急登があり、え?って思ったんですがそこだけでした。蛭ヶ岳に鎖場あるってのは知ってたんですけど、こんな序盤であるとは思わず。

丹沢らしく、ちょこちょこ休憩用のベンチはあるんですが、雪が積もってしまっています。

徐々に雪山感がでてきて、楽しいけど少し不安になってきてます。

10:19、展望園地に到着。うーん、天気よかったら展望あるんでしょうか。

徐々に道にも雪がある状況になってきました。道少しわかりにくそうな感じあるんですが、先行者が最低2人はいるようで、雪の上に残った足跡をトレースするので逆にわかりやすかったかも。

檜洞丸までの道は雪でもチェーンスパイク等はなしで歩きにくい感じはしませんでした。下の方で木道が濡れてる状態が一番滑りやすくて怖いなと思いました。

11:28、檜洞丸登頂。相変わらず雪が降っていて、人影はなし。登山開始から2時間半以上経過しているので、流石に座って休憩したいのですが、雪がね。。。。やっぱり歩きながら食べるしかないかな。

11:36、少し下ったところにある青ヶ岳山荘に到着。看板は出てますが営業してるかはわかりませんでした。
入ってみるか迷ったんですが、さっさと蛭ヶ岳まで行ってしまいたい気分だったので確認せず。一度ぬくぬくしてしまうと雪の中に戻るのが億劫になってしまう気がしません?

檜洞丸からは300mほど下り、いくつかピークをアップダウンで越え、最後蛭ヶ岳に登り返す形になります。天候は相変わらずで雪が止む気配はなし。眺望もないので、ただひたすらに黙々と歩きます。

こんな雪山登山になるとは思ってなかったんですが、風はなかったので寒くはなかったです。むしろレインウェアが脱げなくて暑いくらいで、ワークマンのメリノウールインナーにレインウェア羽織っただけで歩いてました。下りでは少し滑るなと思い、試しにチェーンスパイクを装着してみたのですが、雪が湿っぽいのか雪玉が付着してしまい落しながら歩くのが面倒だったので、登り基調になったところで外してしまいました。

13:34、ようやく蛭ヶ岳に向かうと思われる最後の登りが見えてきました。白くて山頂は見えません。

蛭ヶ岳への登りは結構急登だったのですが、一番最初が鎖場の連続でだんだん緩やかになって最後木道の階段でした。
登っていくと上級者向けですよっていう警告があったんですが、登りについては、鎖がないと登れないみたいな箇所はほぼなくそこまで問題はないかと思います。下りの方が難しそう。

14:48、蛭ヶ岳登頂。丹沢最高峰であり、神奈川最高峰。眺望がすばらしい山のはずなんですが、ただ白いだけ。休憩スペースもしっかりありますが人がいるわけもなく、私もさっさと山荘へゴール。

この天気・予定外のソロ・コースも結構きつめ(登り1700mオーバー)でYAMAP標準タイムも7時間ということで、気が急いてたんですが、何事もなく辿り着いて安心しました。荷物の出し入れのために何度かザックは下ろしましたが、座って休憩することはなく6時間歩き続けるという修行のような登山になりました。それでも辿り着けたので一応体力とか筋力とか進化してるのかなと思ったり。

後で思ったんですが、この日は蛭ヶ岳山荘にさえ辿り着ければよかったので、北丹沢の青根から登れば少しは楽になってよかったのでは・・・っていう。まぁ西丹沢はリベンジ案件ということで、また改めて登りにきたいですね。

蛭ヶ岳山荘に宿泊した様子と翌日の山行については別の記事で。つづく。

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