山小屋デビューをしてみたくなり、大菩薩嶺から帰ってきてすぐ、2週間後の丹沢山にあるみやま山荘の予約をとりました。みやま山荘は初山小屋ということで評判のよさそうな山小屋を調べて見つけました。
ルートに関しては「山を渡る」という漫画を読んでまして、その中で表尾根ルートで塔ノ岳に登っていたので興味があり、ヤビツ峠スタートの表尾根ルートで塔ノ岳を経由して丹沢山に行くことにしました。
2023年12月9日(土) 晴れ
8:06 ヤビツ峠
9:13 ニノ塔
9:33 三ノ塔 小休止
10:00 烏尾山荘
10:25 行者ヶ岳
11:20 新大日
11:30 木ノ又小屋
11:53 塔ノ岳 お昼休憩
14:00 丹沢山
タイム5時間53分/距離9.9km/のぼり(累積)1405m/くだり(累積)600m
この週末は天気が非常によく、しかもこの時期にしては気温も高く登山日和でした。宿泊含めて寒さ対策考えていましたが、まったくもって不要でしたね。
ヤビツ峠まではJR秦野駅から7:20台のバスに乗るため、駅に7時前に到着するように出ました。
マクドナルドで朝ごはん、コンビニでお昼ごはんを調達してバス停に向かったところ、そこには長蛇の列が。これ、乗れないよ・・・?と焦っていたのですが、バスが増便してくれていてぎりぎり2台目に乗車できました。
私たちが出た時点でまだバス2台分以上の人の列があったのですが、バスはどんどんくるんですかね?
ヤビツ峠までは途中停まることもなかったので、40分ほどで到着。バスの状況からトイレの混雑を心配していたのですが、トイレの数が多く杞憂でした。素晴らしい。
登山口まではヤビツ峠から15分ほど舗装路を歩きます。登山口から三ノ塔まではずっとだらだら登る感じでした。ここの区間が一番つらかったかもしれない。
二の塔を越えたあたりから眺望が一気によくなります。いい天気で富士山もよく見えます。
相模湾方面も綺麗に見えます。道はすごくよく整備されており、各所の休憩スポットには広いベンチもあり、いいですねー。
1時間半ほど歩いて9:30頃に三ノ塔に到着。
三ノ塔はしっかりスペースもあるし、綺麗な避難小屋もありました。眺望もいいし、ここがゴールの登山もありなんじゃないかと思うくらい。ただ、このあたりからなぜか右足首外側が靴にあたって痛むという現象が発生。捻ったとかいうきっかけはなかったと思うんですけどね。。。
三ノ塔を越えてからは結構道の雰囲気が変わり、アップダウンがはじまります。とりあえず鳥尾山荘に向かってかなり下るところから始まり、行者岳周辺には鎖場も。
三ノ塔を出発して約1時間、鳥尾山荘を越えて10:30頃に行者岳に到着。あと2.3kmで塔ノ岳!
途中新大日で小休止をしつつ、12時前に塔ノ岳山頂に到着しました。
8時過ぎにヤビツ峠のバス停を出発したので、約4時間かかりました。今まで5時間以内に下山してくる登山しかしてこなかったので、山頂に行くまでだけで4時間かかるような登山は初めてで少し不安があったのですが、予定通りくらいの時間で到着できて一安心。
塔ノ岳の尊仏山荘でコーヒーを買って、お昼休憩。
塔ノ岳の山頂は360度ビューで、スペースもむっちゃ広くていいですね。富士山も見えるし海も見えるし街も見えるし、暖かい日だったのもあってずっといたいと思えるような場所でした。
この眺めを考えると尊仏山荘に宿泊して、朝晩と景色を楽しむのは幸せそうです。
名残おしいですが、12:50頃出発し、本日のゴールである丹沢山へ向かいます。ここから先は人が減って静かな雰囲気。やっぱり稜線歩きはいいですねー。霜柱が溶けてぬかるみがあったことを除けば最高の道。
1時間ほど歩き、14時頃に丹沢山に到着。ここの山頂も十分広くベンチもありますが、塔ノ岳が広すぎたので狭く感じます。景色は木に囲まれているので360ビューとはいきません。
とりあえずベンチで達成感をかみしめてから、今晩の宿「みやま山荘」にチェックイン。
途中から足が痛かったですが、靴さえ脱げば痛くないということで当たってるのが問題なんですよね。今も解決していないのですが、この話はまた今度。
みやま山荘と翌日については別記事を書く予定です。
天気よすぎて暖かかったので、心配して持ってきた防寒具類は不要でした。登りはベースレイヤーだけで歩けそうな陽気っていうね。
今回は今までで一番重い荷物(水は2.5kg(アミノバイタル500ml×3+プラティパス1L)、ストック購入したり、お泊りグッズetc)だったせいか、少し背中が痛くなりました。
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