GW後半戦、4連休なのでどこかに行かねば勿体ない精神で、小屋泊縦走によさそうな場所を考えた結果、八ヶ岳デビューしてきました。この記事は3日目の山行についてになります。
1日目 美濃戸口→赤岳鉱泉 予定時間3時間
2日目 赤岳鉱泉→赤岳→横岳→硫黄岳→夏沢峠→本沢温泉 予定時間6時間
3日目 本沢温泉→夏沢峠→根石岳→天狗岳(⇔西天狗岳)→中山峠→高見石小屋→渋の湯 予定時間7時間
2024年5月5日(日) 晴れ
06:25 本沢温泉
07:10 夏沢峠
07:50 根石岳
08:20 東天狗岳
08:35 西天狗岳
08:50 東天狗岳 休憩①
10:10 中山峠
10:35 中山展望台 休憩②
11:25 高見石小屋 休憩③
11:55 高見岩
13:33 渋の湯
タイム7時間8分/距離11.0km/のぼり853m/くだり1,107m from YAMAP
本沢温泉の朝食は6時と少し遅め。さくっと食べて6:25に出発。まずは昨日下った道を登り返して夏沢峠を目指します。
※天狗岳を目指すのであれば白砂新道が早いのですが、GW時点では冬季通行止めでした。
7:10、夏沢峠に到着。少し残雪はありますが、下り同様登りでもチェーンスパイクは着用しないで大丈夫でした。
樹林帯の中を進みます。道は緩やかで歩きやすいはずなんですが、雪や氷、さらには泥濘箇所があるのがつらい。
縞枯れしてて、北八ヶ岳を感じる。
木々の合間から、根石岳と両天狗岳がちらり。元気がでるー。
7:40、箕冠山到着。特に何もないですが、案内図がありました。残雪多め。ここから根石岳の登りまで短い下り区間なんですが、、、、
急な下りに残雪ありってことで、ここだけチェーンスパイク装着しました。(本日1回目)
根石岳までは最高の登り区間がはじまります。道もそんな急ではないですが、風が少しありました。
振り返ると根石岳山荘が見えます。いい場所にありますよね。
7:50、根石岳登頂。これから進む天狗岳も、歩いてきた南アルプスも綺麗に見えて最高です。
天狗岳はもうすぐそこ。東天狗岳への道のりが見えて最高です。
根石岳を下りきって、あとは登るだけ。最高の稜線歩きですね。
東天狗岳の山頂直下は結構急な岩場で、階段もありました。
8:20、東天狗岳登頂。とりあえず荷物をデポして西天狗岳へピストン。
東天狗からの下りはザレてて歩きにくめ。西天狗の方が登りやすいけど、少し泥濘あり。
西天狗岳の山頂直下は東天狗岳ほど急ではありませんでした。
8:35、西天狗岳登頂。山頂はかなり広くて平べったいですね。東天狗は岩々なので、こちらの方が休憩向きかも。
東天狗岳に戻るけど、やっぱりこっちの方が急ですね。
最高の景色を眺めながらご飯休憩。幸せですね。
次は中山峠を目指して出発。こっち向きも結構急な道が続きます。
残雪区間があり、少し迷ったんですが滑るのでチェーンスパイクを装着(本日2回目)。
通り過ぎると、足元岩々区間なので、すぐ外しました。
中山峠までは2ルートあるんですが、黒百合平側ではなく東側の中山峠に出るルートにしてみました。(違いはよくわかっていない)
10:10、中山峠に到着。ただの分岐で何もないです。東天狗岳からここまでの間、思ったより足元が岩で思っていたよりかなり歩きにくかったです。凍結や泥濘もあって疲労を感じる。
中山までは樹林帯を緩やかに登り返し。足元は引き続き雪や泥濘あり。
10:35、中山展望台に到着。中山は何もないタイプの山頂ですが、ここはとても広々していてよい眺めです。
展望台を過ぎると下りで長めの雪区間があり、チェーンスパイクを装着(本日3回目)。今回の山行で一番雪が残っていたのはここでしたね。
11:25、高見石小屋に到着。なんで黒百合ヒュッテから渋の湯に下山しなかったのか、それはね、、、
揚げパンが食べたかったんです!思ったよりふわっふわで美味しかったです。※訪れる場合は営業してるか要チェック
高見石小屋のすぐ裏に高見岩があり、登ると白駒池が見えます。
12:00も過ぎたところ、ついに渋の湯へ下山開始。最初は北八ヶ岳って感じの雰囲気のよい森でよかった。
急坂下って視界がひらけたと思ったら、はじまる岩区間。振り返ってみると、私の中ではここからの岩区間が3日間で一番辛かった。岩場歩くのが下手すぎるんですかねー。疲労のせいもあるんでしょうが、ちょっと心が折れそうでした。
13:33、渋の湯に到着。バスは14:55発なので、予定通り渋の湯でさっぱりしてからバスで茅野駅に戻りました。
渋の湯の日帰り入浴は、大人1,100円。洗い場にボディソープはありましたが、シャンプー類がなかったのでご注意を。帰りのバスのチケットは渋の湯で販売していました。(車中でも払えると思うけど)
1日目は思ったより荷物を重く感じて心配になり、2日目は最高の景色を堪能して温泉も最高で、3日目は天狗岳までは元気だったけど疲れのせいか最後はあまり景色を楽しむ余裕はなくなり、という感じだったかなと。
歩いてみた感想として、もう一つ検討していたルート(渋の湯→黒百合ヒュッテ宿泊→天狗・硫黄・横岳→赤岳展望荘泊→赤岳→美濃戸口)の方が私的好みのハイライトが後ろに来てよかったかもしれないですが、元気な状態で横岳・赤岳は登りたいような気もするし難しいですね。
コメント