ソロ&公共交通機関利用、&新しく購入した靴の試し履きに適してそう、という条件で考えた結果、GW前半に訪れたばかりですが再び笹子駅から今度は滝子山に登ってみることにしました。
2024年5月11日(土) 快晴
08:11 笹子駅
10:34 滝子山 休憩①
11:40 大谷ヶ丸 休憩②
11:57 米背負峠
12:38 ハマイバ丸
12:59 大蔵高丸 休憩③
13:31 湯の沢峠
14:04 湯の沢峠登山口
14:50 やまと天目山温泉
タイム6時間39分/距離19.4km/のぼり1,687m/くだり1,306m from YAMAP
滝子山は秀麗富岳十二景の4番です。※秀麗富嶽十二景は、山梨県大月市が定める山頂から富士山が綺麗に見える山で、公共交通機関での利便性が結構高め。
滝子山もいくつかルートがありますが、寂ショウ尾根が岩場で面白そうだったので登りで使うことにしました。初狩駅への駅間縦走をしている人が多そうでしたが、温泉に入りたかったので、滝子山から北上して米背負峠からやまと天目山温泉に下山予定にしていました。当日、あまりに天気がよかったので、さらに北にある湯の沢峠まで行ってから下山。途中にある大蔵高丸からの眺望が良すぎて足を延ばした甲斐がありました。
朝8時前、笹子駅に到着。中央本線は相変わらず乗車率高めで、笹子駅で降りる人は多かったです。笹子駅は無人駅。駅構内にトイレがあり、長蛇の列に並ぶことになりました。女性は個室2つでした。
8:11、笹子駅を出発。まずは登山口まで歩きます。通り道に笹子餅のお店があり、この時間でも営業していました。食べ物をしっかり持ってきてしまったのでスルー。
8:33、駅から20分ほどでゲートに到着しました。ゲートの中に駐車場があります。
引き続き林道を進むと、すぐに寂しょう尾根への分岐があらわれました。
20分ほど登山道を進むと車道にぶつかります。道は樹林帯を基本緩やかに登ります。
車道に出て右に進むと、すぐに寂しょう尾根の入り口があります。最初は急坂。
まずは森の中の尾根道を登っていき、次第に岩尾根へと変化していきます。
途中イワカガミ(登っている時はわからなかったんですが、後で調べた)がいっぱい咲いていました。写真撮ってる人もいっぱい。
途中手を使って登るような区間もあり、なかなか登りごたえがあって楽しかったです。
10:35、滝子山登頂。流石の秀麗富岳十二景。富士山が綺麗に見えます。
山頂はすごく広いわけではないですが、細長い通路的な感じでスペースはあり、座って休憩できました。
GW前半に登った同じく秀麗富岳十二景の2座(本社ヶ丸・清八山)よりは広いです。虫(たぶん虻?)がいっぱい飛んでいて、少し気になりました。まぁ季節ですね。
次は大谷ヶ丸を目指して出発。一度下って登る形になります。笹子駅への分岐を過ぎると人気がなくなります。完全に森の中って感じで少し道が不明瞭な箇所もありました。
11:40、大谷ヶ丸到着。滝子山から50分程度、登り返しは緩やかでした。そして眺望のないタイプの山頂です。
次の米背負峠までは10分ほどで到着。当初はここからやまと天目山温泉に下山予定でしたが、不完全燃焼感があり延長戦に突入することを決定。
さらに北上して、秀麗富岳十二景3番であるハマイバ丸・大蔵高丸を目指します。米背負峠以降は一気に道が明るくなっていきます。
12:40、ハマイバ丸登頂。山頂まではなだらかにひらけた道になっていて、斜面でレジャーシート広げて休憩している人もいて気持ちよさそうでした。
次に大蔵高丸を目指します。ここから先の道はさらに解放感たっぷりで最高でした。
13:00、大蔵高丸登頂。ハマイバ丸から20分足らずで辛い道もありません。大蔵高丸の山頂は今日一番でした。最高の場所。
ひとり占め状態で休憩しました。
あとは湯の沢峠を経由して下山します。湯の沢峠までは同じような道。
13:33、湯の沢峠に到着。駐車場・トイレ・避難小屋があります。ここに車を停めて大蔵高丸登るのはすごく簡単ですね。
ここからやまと天目山温泉を目指して下山しますが、まずは沢沿いに30分程度下ります。ピンクテープがあって道はなんとかわかるんですが、結構何度も渡渉させられて面倒でした。
14:05、登山口に到着。ここから5km近い林道歩きスタート。
14:50、やまと天目山温泉に到着。林道は早歩きをがんばって45分くらいかかりました。
登っている山の標高は二週間前の秀麗富嶽12番と三ッ峠山を縦走【笹子駅→河口湖駅】と変わらないのですが、滝子山を登ったあとのアップダウンが基本緩やかなので、疲れ具合が全然違いました。
滝子山は寂しょう尾根で岩登りは楽しく、米背負峠まではあまり見どころがないものの、その後の湯の沢峠までの秀麗富岳2座(ハマイバ丸・大蔵高丸)は過程も山頂もとても見どころが多く気持ちよく歩けると思います。
湯の沢峠からやまと天目山温泉への下山は、林道歩きが長すぎるので、温泉で許せる人にだけおすすめかな。
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