2023年最後の登山ということで、年末に雲取山に登ってきました。
「山を渡る」という漫画で初めてのテント泊登山先として出てきたことで知りまして、まだ雪も積もっていないようだし、ステップアップにいいかなと思い、過去最高の標高差へのチャレンジとして行くことに決めました。
最初は温泉のために三条の湯に泊まりたいなと考えました。ただ、公共交通機関でのアクセスのため登山開始時間を早めることができないので、雲取山を登った後に三条の湯まで降りるのが時間的に難しい可能性もあると考え、雲取山荘への宿泊に決めました。
2023年12月30日(土) 快晴
7:59 留浦バス停
8:08 鴨沢バス停
8:40 小袖登山口 トイレ利用
9:50 堂所
10:30 七ツ石小屋 食事休憩
11:20 七ツ石山
12:30 小雲取山
12:50 雲取山 食事休憩
14:21 雲取山荘
タイム6時間31分/距離12.7km/のぼり(累積)1706m/くだり(累積)409m
我が家から奥多摩駅には最速で7時過ぎに到着となるため、登山口のある鴨沢バス停を通る最初のバスは8:35発でした。雲取山山頂までは標準タイムで6時間とあり、余裕をもってなるべく早く行きたいと考え、他にいい方法はないのかと調べていたところ、鴨沢の2つ手前の留浦バス停であれば奥多摩駅発7:25の小菅の湯行きのバスで行けることがわかりました。鴨沢と留浦バス亭の間は徒歩8分とのことだったので軽く歩ける距離です。
バスはそんなに混雑しておらず、立っている人はいませんでした。留浦バス停には30分ほどで到着。トイレもありました。鴨沢バス停を通って小袖登山口に向かいます。
8:40 小袖登山口近くの小袖乗越駐車場に到着。駐車場は満車に見えました。バス停からここまでは車道なのかなと思ってたんですが、普通に山道の上りだったので、駐車場スタートだと結構短縮になりますね。
トイレを使って、いよいよ登山開始。
しばらくは樹林帯の細道をひたすら登っていく感じ。眺望もなく面白みと言えば、平将門逃走ルートという看板くらいでしょうか。不定期にエピソード的なことが記載された看板が置いてあります。
10時過ぎに富士見ターンというポイントに到着。本日初めての富士山。いい天気です。
七ツ石山の周辺は少し道がわかりにくくなってますね。七ツ石小屋・七ツ石山に行きたかったので右上方向へ。
10:30 七ツ石小屋に到着。登山道からは小屋の横を通って奥に行くと広いスペースがあり、ベンチもあります。
水場があるので、お水をいただいてコーヒーと共に食事タイム。
奥に行くと眺望もあります。歩き始めて2時間半でやっとよい景色に出会えた感じ。
休憩を終えて登山再開。まずは七ツ石山を目指します。平将門逃走ルートの最後かと思いきや、エピローグがあるらしい。
11:20 七ツ石山山頂に到着。とても立派な石碑がたっていて、山頂は広いです。
標高1757mってことなんで、かなり登ってきましたね。雲取山は約2000mなんで、もう少しといえばもう少し。
景色もよいです。そういえば、登山者はそんなに多くないですね。12月30日だからかな?
これから歩く尾根道が見えます。これは楽しみ。
南アルプスも見えてます。
そして平将門逃走ルートもエビローグ。距離的には三分の二を超えてますね。
鹿を発見。全く逃げるそぶりはなく、食事してました。
七ツ石山からはずっと気持ちのいい道で、向かって左側は眺望が開けていて富士山が見えます。
小雲取山のようなピーク手前は急登になりますが、それ以外はなだらかで歩きやすい道で、お散歩気分でした。
雲取山山頂の避難小屋が見えてきました。
12:50 雲取山山頂に到着。留浦バス停から約5時間弱でした。
ここはなぜか山頂標識が2か所ありますね。登ってすぐのところにあったのがこれ。
奥に進むと七ツ石山と同じタイプの立派な標識がありました。スペースはそれなりにあるんですけど、テーブルはなく、ベンチも避難小屋にしかなさそうでした。
富士山が綺麗に見えます。風があって寒かったので、手前の避難小屋の近くまで戻り、避難小屋を風よけにして食事タイム。今回はカレー飯をもってきたんですけど、カップラーメンよりおすすめかも。
これが歩いてきた道。やっぱりいい道ですねー。
1時間ほどのんびりした後で、雲取山荘へ移動。山頂から20分ほど下ったところにあります。こちらは山道感満載の道でした。
14:20 本日のゴールである雲取山荘に到着。立派な山小屋ですね。大きな山小屋見るのは初めてですが、想像以上に大きかったです。
累計標高1700mということで、今までよりかなり標高差があって辛いかもしれないと思っていたのですが、予想に反して楽な登山でした。道がとてもいいおかげだと思います。階段がなく、急登も少なく、難所も皆無、とても歩きやすい道でした。七ツ石山まで我慢できれば、あとは幸せな散歩道が待っていますよ。
個人的には、階段がない(2回目)ことをとても評価したいです。
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