【登山1年生】北沢峠泊で初めての南アルプスを歩くDay1【仙丈ケ岳】

初めての南アルプスということで、北沢峠のこもれび荘に泊まって、1日目は仙丈ケ岳・2日目は甲斐駒ヶ岳に登ってきました。この記事はその1日目の山行記録です。

2024年7月20日(土) 曇り、一時雨

06:39 北沢峠
08:31 小仙丈ヶ岳 休憩
09:36 仙丈ケ岳
09:55 仙丈小屋 大休止
12:25 仙丈ケ岳(2回目)
12:51 仙丈小屋
13:20 馬ノ背ヒュッテ 休憩
14:58 太平小屋
15:12 北沢峠

タイム8時間33分/距離10.3km/のぼり1,348m/くだり1,349m from YAMAP

この夏、南アルプスの山行としては、”日帰りの鳳凰三山”と”北沢峠泊の甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳”を狙っていました。6月頭に北沢峠のこもれび荘の予約をしようとしたところ、週末の空きは8月末でした。先に日帰りの鳳凰三山で南アルプスデビューだなと思ってたのですが、天気とタイミング合わずに見送っている内にこもれび荘の空きを見つけて確保。先に”北沢峠泊の甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳”プランが発動することになりました。

前夜、天気予報はかなり微妙で悩んだんですが、登れない天気ではなさそうだったのと2日目は晴れそうだったので決行することにしました。当日深夜1時半に戸台パークに到着。その時点で手前の駐車場は満車でした。

戸台パークから北沢峠に行くバスである南アルプスクイーンラインは、切符を買うのにも乗車するにもかなり並ぶらしいということは事前に調べていました。シーズン中の休日の始発は5:30ですが、日帰りではないので6:05のバスでもいいやと思い、睡眠時間優先で車中で3時間仮眠。5時頃にバス乗り場へ。

バス乗り場は人で溢れかえっていて、すでにバスは動き始めていました。とにかくたくさんのバスが停まっていて、次々と人を載せて発車していきます。夫と手分けして”乗車券の購入列”と”バス乗車の列”に並んだところ、30分くらいでバスに乗車できてしまいました。一応乗車券の購入列の方が早かったので良かったのですが、結構ぎりぎりのタイミングでした。

乗車券の購入列
バスの乗車列

乗車券は仙流荘の中の自動券売機で購入。現金、クレカ他キャッシュレス決済も充実していました。

乗車券売り場(仙流荘)

バスに1時間ほど乗車して北沢峠に到着。宿泊するこもれび荘はバス停の目の前にあります。まずはチェックインをして、いらない荷物を預けてしまいます。

1日目の登山に使わない荷物は、予めザックとは別のかばんにいれて手荷物にしておくと、そのままこもれび山荘に置いていけるので便利です。

仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳どちらから登るか迷っていたのですが、山荘の方に相談したところ天気はどちらでも変わらないということだったので、1日目は比較すると楽らしい仙丈ケ岳に登ることにしました。

6:39、北沢峠バス停近くのトイレの隣にある登山口を出発。

綺麗なトイレ(チップ制)
トイレ横の登山口

まずは樹林帯の中を登っていきます。道はとても歩きやすく、北沢峠と0合目とした時の1合目~の看板が設置されていました。

歩きやすい道
一合目
三合目(二合目見逃した)
四合目
まだまだ樹林帯
少し急になった

7:54、藪沢大滝の頭に到着。ここは分岐になっていて、左の小仙丈ケ岳方面に進みます。右に進むと馬の背ヒュッテに出て、そこから仙丈ケ岳に登ることもできます。

藪沢大滝の頭

この日は団体様がいて、かなり道は渋滞していました。

少し急な道

8:13、6合目に到着。スペースがあり、休憩向きかな。ここで森林限界を迎えました。晴れていれば眺望もありそうなものですが、ガスっていて真っ白でした。

6合目
6合目スペース
白い

8:31、小仙丈ケ岳に到着。少し手前に分岐があって、まくこともできたみたいです。このあたりで雨も降ってきてしまいました。

手前の分岐
山頂標識

本当はすごいいい眺めの道なんだろうなと思いつつ、仙丈ケ岳を目指します。ここから鎖場なんかも出てきて、少し道がワイルドになってきました。まぁ2800mありますからね。

白い
鎖場
8合目
鎖場

9:20、仙丈ケ岳の手前の分岐に到着。天気は相変わらずで真っ白で雨も降っています。ちょっと迷ったのですが、とりあえず山頂を目指します。

9:36、仙丈ケ岳登頂。3033mあるので、過去最高峰かな。ただ、真っ白で何も見えません。こんな状況ですが、山頂には人がいっぱいいました。本当は大仙丈ケ岳まで歩きたかったのですが、とりあえず雨宿りさせてもらえないかと思い仙丈小屋に行くことにしました。

山頂標識
山梨百名山の標識

9:55、仙丈小屋に到着。あとは下山して北沢峠に泊まるだけだったので時間にはかなり余裕があります。天候の回復を期待して、飲み物やカレーをいただきつつ小屋の中で雨宿りさせてもらいました。

12時過ぎ、天気がマシになってきたようだったので、もう一度仙丈ケ岳を目指してみました。

小屋を見下ろす
一度歩いたはずの稜線

12:25、仙丈ケ岳に再登頂。道中は多少晴れていてよかったのですが、山頂はガスに包まれていました。残念。

歩いた時は真っ白だった道のり

ともあれ、下山開始。下山は別ルート。仙丈小屋に戻り、馬の背ヒュッテの先の分岐で太平山荘に出るルートで計画していました。行きと違って道が見えるだけでだいぶ嬉しい。

下山開始
下界は晴れてる
道が見える
仙丈ケ岳と仙丈小屋

13:20、馬の背ヒュッテに到着。ここも営業小屋。トイレと水場が使えました。

トイレ
水場

この先は行きに分岐のあった藪沢大滝ノ頭方面には進まず、太平小屋に向かって沢沿いに下っていきます。
対岸に滝が見れるのがいい感じですが、ちょっと歩きにくい道でした。結構急でロープが設置してある場所もありました。

沢沿いを下る
滝?
甲斐駒ヶ岳が見えそうで見えない
ロープあり
結構迫力ある滝

14:05、沢を渡って対岸へ。沢沿いから森の中へ入っていきます。

対岸へ
階段
もう少しかな
森の中

14:58、太平山荘に到着。飲み物の販売はしているようでした。水場もありました。

太平山荘

少し下りすぎているので、林道を登り返して北沢峠を目指します。ちょっとだるい。

15:12、北沢峠に到着。途中2時間ほど小屋で雨宿りしたので、8時間半の山行となりました。こもれび山荘にチェックイン時には15時頃には戻ってくるように言われていたので、ぎりぎりを狙った感じになってしまいましたが、少しは天気が回復してくれてよかったです。

仙丈ヶ岳はとても登りやすい道で、行きは思っていたより大分楽な登山でした。帰りのルートは沢沿いを歩けて、対岸から流れ落ちる滝みたいなのを見られるのがメリットかと思いますが、結構歩きにくかったので次回は選ばないかも。天気が良い時にリベンジしたいですが、眺望狙いで小仙丈ケ岳経由のピストンで大仙丈ケ岳まで行きたいかなー。

こもれび山荘と2日目の山行については別記事で。つづく。

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