去年登山をはじめたきっかけは、ダイエット中にジムで歩きながら見ていた登山系のYoutube動画でした。色々見た中で、一番惹かれたのが北アルプスのパノラマ銀座。ということで、今年の夏はパノラマ銀座に行くぞーって思っていたのです。
この記事はその3日目の山行記録です。
1日目 燕岳登山口(中房温泉)→燕山荘→燕岳・北燕岳ピストン→燕山荘 予定5時間
2日目 燕山荘→大天井岳→常念小屋 予定5時間
3日目 常念小屋→常念岳→蝶ヶ岳→徳澤園 予定7時間
4日目 徳澤園→上高地バスターミナル 予定2時間
2024年7月7日(日)曇り→晴れ(強風)
05:42 常念小屋
06:30 常念岳 小休止
09:12 蝶槍 休憩①
10:20 蝶ヶ岳ヒュッテ
10:28 蝶ヶ岳 休憩②
11:32 長塀山
13:16 徳沢登山口
タイム7時間34分/距離10.9km/のぼり918m/くだり1,809m from YAMAP
5:42、常念小屋を出発。朝は曇と昨日以上の強風。まずは常念岳を目指して登ります。
風がむっちゃ強くて不安になりました。周りに登っている人がいっぱいいなかったら、登るか迷ったかもしれません。
まぁまぁ急登ではあると思うのですが、風が強くてそれどころではなかった。
6:30、常念岳登頂。今回のルートで唯一の百名山。常念小屋から1時間弱で到着しました。登ってしまったら気持ち風も弱くなり、何よりも絶景過ぎて、道中の不安などどこへやら、登ってよかったと思いました。
小休止して、蝶ヶ岳に向かって出発。まずは登った分をがっつり下ります。降りた先でしばらくの区間が大きな岩の上を伝っていくタイプの道で歩きにくいと思いました。(個人的に一番苦手なタイプの道)
7:50、小ピークの先に広々とした休憩スペースがあって人がいっぱいいました。ここも風が強め。
ここから樹林帯に突入。このあたりは花がいっぱい咲いていて綺麗でした。前日の雨の影響か、少し道に泥濘箇所がありました。
8:22、2592mピークというポイントに到着。蝶槍がわかりやすく見える。
蝶槍の直下で雷鳥♀に遭遇。一匹だけでした。
9:12、蝶槍登頂。そのまま蝶ヶ岳に向けて歩いていきます。蝶槍から蝶ヶ岳の間は、道は広々としていてなだらか、眺望も最高でとても気持ちのいい道がつづく。
途中で岩が壁のように積んであったので、相変わらずの強風を避けて休憩。そして子連れの雷鳥を発見。
雷鳥の子供はやっぱりかわいいですね。雷鳥狙いの人は多いようで、カメラ片手に目撃情報集めてるような人もいました。私もしっかり満喫してから蝶ヶ岳に向かいます。
蝶ヶ岳ヒュッテは蝶ヶ岳の少し手前で通過。稜線上のとてもいい場所にある小屋ですね。いつか泊まりたいなと思いました。
10:28、蝶ヶ岳登頂。今回の最後のピーク。槍穂を臨むベストポジションって感じ。穂高の雲はだいぶ減ってきたけどまだ山頂は顔を出してくれません。雲が消えそうな気がしたので、1時間ほど山頂で粘ってみましたが、残念ながあと一歩が遠い感じ。
11:03、徳沢に向けて下山開始。わりとすぐに樹林帯に突入して、あとは森の中を下っていくだけ。足元は結構泥濘がありました。
11:32、長塀山。ここは特に何もなく、ピークなのか?って感じでした。緩やかで標高もなかなか下がりません。
13:16、徳沢登山口に到着。下り始めて2時間20分ほどかかっていて、結構長く感じました。道そのものは、泥濘以外は歩きやすい道でした。ただ、最後2kmで一気に標高を下げたので、このルートで登った場合は序盤がきつそうだなっていうのと、休憩ポイントがないのが気になりました。
このまま徳澤園にチェックイン、、、と思ったらチェックインは14時からでした。よくよく考えると、あと1時間くらいは山頂で粘ればよかったです。風が気になるなら蝶ヶ岳ヒュッテでお茶してもよかったし、そうすれば穂高の雲も晴れたんだよなー。また次回のお楽しみにとっておいたということにしとこう。
チェックインまで徳澤園の道草食堂でコーヒーソフトを食べてのんびり休憩しました。
風は強かったものの、そんなものは忘れるくらいの絶景が堪能できました。特に常念岳山頂からの景色と蝶槍から蝶ヶ岳間の稜線歩きが印象に残っています。
3日目は標準タイム的には一番長い区間で、多くの人はさらに上高地まで下山しきるところ、今回は保険をかけて徳澤園に宿泊にしてみました。結果、体力的には余裕でバスターミナルまで行けたかなとは思いました。
徳澤園については次の記事で。つづく。
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