初心者の那須日帰り登山【朝日岳/茶臼岳】

2回目の山登りということで、那須岳(朝日岳~茶臼岳)に登ってきました。天候に恵まれ、素晴らしい体験になりました。

2023年10月14日(土) 晴れ 

【ルート・コースタイム】
7:20 峠の茶屋駐車場
8:00 峰の茶屋
8:50 朝日岳山頂(ご飯タイム①)
10:20 茶臼岳山頂(ご飯タイム②)
11:40 峠の茶屋駐車場

初めての山登り先として選んだのがここ那須岳で、前週に慣らし目的で城山~高尾山に登ってきたので、これが2回目の登山です。那須岳を選んだのは、主に以下4つの理由があります。

  • 友人等を山登りに誘い込むには最適の山という評判を見かけた。自分が山登りを続ける気になるかもと考えた。
  • ちょうど紅葉の時期
  • 温泉地で、温泉宿に泊まれる
  • ロープウェイという逃げ道があったり、体調や天候によってルートを変える余地がある

一週間前くらいから天気予報や紅葉情報をこまめにチェックしていたのですが、紅葉情報は那須ロープウェイのTwitter(X)アカウントがとても参考になりました。

登山口のある峠の茶屋駐車場は、ハイシーズンの土日だと早朝には満車になるという情報を見かけていたので、金曜の夜出発して車中泊することにしました。実際土曜の0:40に駐車場に到着したのですが、一番上の駐車場は既に満車でそのすぐ下の駐車場に案内されました。その駐車場も残り数台という状況だったので、滑り込みセーフだったようです。

土曜の天気予報は晴れ、日曜の天気予報は雨で、紅葉シーズン、ということで土曜の混雑がピークだったのかもしれないのですが、峠の茶屋駐車場に車を停めたい場合はなるべく早くいく必要がありそうです。

ともあれ無事泊められたので車内で睡眠を取り、朝ご飯を食べ、登山口に向かいます。
今回の道中にはトイレがないのですが、駐車場には綺麗なトイレがついているのがいいですね。個室数と比率の問題か、男性トイレの方が混んでるという珍しい状況でした。

登山口の手前で登山届を書いて入れて、いよいよ登り始めます。

まずは峰の茶屋(避難小屋で茶屋ではない)を目指して歩くのですが、1kmも経たずに視界が開け、眺望がよくなります。道はなだらかな登りで、すぐに目的地の峰の茶屋が見えてきて、とても気持ちのよく楽しい道でした。紅葉もとてもきれい。

40分で峰の茶屋に到着し、当初の予定通り先に朝日岳に登ることにしました。これは念のため茶臼岳からロープウェイで下山するという選択肢を残すためでした。同時に今回は茶臼岳と朝日岳に登り、一応検討には入れていた三本槍岳には行かないと決めたというのもあります。初心者にはそれくらいがちょうどいいかなと思いまして。

朝日岳までは今までにくらべると山道という感じの道になり、一部鎖場だったり手を使って岩を登るようなシーンも少しだけありました。登っている時は、これ下るの怖くないかなと思ったりもしたんだけど、実際は全然大丈夫でした。ほとんどの人は登れると思うけど、流石に”誰でも登れる”とは言い難いかも。

朝日の肩という地点から10分くらい登って朝日岳の山頂に到着。どこを見ても最高に眺望がよいです。

朝日岳の山頂は狭くて休憩できるスペースがないので、朝日の肩に戻ってエネルギー補給。朝日の肩にはベンチなんかもあり、それなりのスペースがありました。
補給後は、来た道を峰の茶屋まで戻り、今度は逆側の茶臼岳を登ります。茶臼岳と朝日岳の標高はほぼ同じで、少し茶臼岳の方が高いくらいですが、朝日岳のような急な登りや鎖場はなく、”誰でも登れる”と言っても過言ではない感じ。
難なく山頂に到着。

こっちはロープウェイからアクセスする人もいるせいか、朝日岳より混雑していました。ただ、山頂はスペースが広いので、休憩するスペースには困りませんでした。ここで本日3回目の食事タイム(笑)。気温も上がり、日差しも強く、暑いくらいの天気。

体力上は何も問題がなかったので、ロープウェイは使わず、元来た道のりを戻り、峰の茶屋を経て駐車場まで降りました。合計4時間半くらいかかった内、歩いた時点は4時間弱くらいでした。疲れもなく、天候条件もとてもよかったので、たぶん三本槍岳まで行く余裕はあっただろうなとは思いましたが、気持ちよく歩ける範囲としてちょうどよかったかもしれないです。

とりあえず下山後は温泉でしょ、ってことで温泉宿に泊まる予定にも関わらず、鹿の湯に入り、そばを食べ(本日4回目の食事(笑))、温泉旅館に向かいました。それぞれの詳細は別記事を書くかもしれません。

最後に、今回の初登山のために購入したものや服装についてご紹介。

  • トレッキングシューズ → 一番大事だと思ったので店に行ってちゃんと購入/初めての登山靴 【AKU MONTERA II GTX】
  • レインウェア → 必須だとは思ったので購入/登山用のレインウェアを買う【へリーレインスーツ】
  • ザック → 家にある自転車用のドイターのリュックで済ませました。20Lもない小型で、自分のものでもないので、次の購入品候補。
  • その他の服装 → 登山用品は未購入。とりあえず速乾重視で、インナーはユニクロのエアリズム、上は速乾の長袖Tシャツ(sanideizTOKYO)、GUの薄手のパーカー、下はFILAのフィットネスタイツにGUのドライストレッチジョガーパンツ。登り始めてからはパーカーやタイツは不要なくらいな暑く、休止中も寒さは感じませんでした。一応寒さ対策としてはレインウェアとユニクロのウルトラライトダウンでなんとかする想定にしていました。
  • 水 → 水分はグリーンDAKARA1.2L+水500mLを持ってたんですが、グリーンDAKARAだけで十分でした。それももう下山に入ってトイレに入れるのがわかってから飲み干した感じ。気温が低いとあんまりいらないのかなって思いました。

今回のルートは、最初の1km弱以外は視界が開けていて、どこに目を向けても眺望がよく、歩いていて楽しい山でした。茶臼岳だけでも楽しいと思うので、ちょっとしたハイキングにもおすすめ。

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