この週末の台風を覚えてますか。勢力の強い台風でしたが、進路がなかなか定まらず、西日本に停滞し続ける状況。かなり迷いましたが、もともと予定していた白馬三山縦走を決行してきました。今年一番記憶に残る登山になったかもしれません。
この記事はその1日目の記録です。
1日目 栂池→白馬岳→白馬山荘 予定6時間
2日目 白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉→猿倉
2024年8月31日(土) 雨
07:41 栂池自然園駅
07:48 栂池登山道入口
08:45 天狗原
09:40 白馬乗鞍岳
10:10 大池山荘 休憩
10:55 船越の頭
11:35 小蓮華山
12:45 白馬岳
12:59 白馬山荘
タイム5時間19分/距離9.5km/のぼり1,373m/くだり364m from YAMAP
北アルプスで憧れのコースの1つ。白馬三山縦走。憧れの理由の一つは白馬大雪渓だったわけですが、今年は7/4に通行止めとなってしまいました。残念ですが仕方なし。今回は栂池から白馬岳に登る計画にしました。
前日夜に栂池の第2駐車場(無料)で車中泊。乗り場までは徒歩8分。トイレもあります。
到着時、駐車場はほぼ空っぽで、朝起きても数台が停まっている程度。台風の影響を感じます。
栂池ロープウェイ(ゴンドラ)の始発は7時なので、それに合わせて支度をして乗り場に向かいます。ロープウェイは予定通りの運行のようで、窓口で片道のゴンドラ+ロープウェイのチケット2,000円/名を購入。
まずはゴンドラに乗車。人は少ないものの、全くいないわけではなかったです。
ゴンドラを降りた後はロープウェイ乗り場に向かいます。ガスで真っ白で何も見えません。
7:48、栂池登山口に到着。最初は雨は降っていなかったのですが、10分くらいで雨が降り始めてしまいました。
すぐにレインウェアを着て黙々と登っていきます。道はとても歩きやすい。
8:45、1時間ほどで天狗原に到着。湿原なのかな。木道にベンチと、天気さえよければ休憩によさそうなスポット。
こんな天気なので休憩せずに歩き続けます。次のチェックポイントは乗鞍岳ですが、途中から樹林帯は抜け、足元は岩度がましてきて、ガレ場がでてきました。
9:40、天狗原からさらに1時間ほどで白馬乗鞍岳に登頂。ピーク感があんまりないとても広々とした山頂でした。
ここも休憩にはよさそうですが、天気は相変わらずの雨。歩みを止めずにひたすら歩き続けます。
すぐに白馬大池が見えてきて、その横を歩いていくと白馬大池山荘も見えてきました。
10:10、白馬大池山荘に到着。山荘の中で雨宿りと休憩をさせてもらいます。雨も風も強くなってきていたので、とても助かりました。
一休みして落ち着いたところで、この調子なら白馬山荘まで行けそうと判断。次は船越の頭を目指して進みます。
この辺りからは稜線歩きが始まって、天気さえよければすごく景色いいんだろうなと思える道。
10:55、船越ノ頭に到着。稜線にあがってからは風もありますが、遠くは見えないけど近くは見えるし、いい感じの道でモチベーションがあがります。
11:35、小蓮華山登頂。だいぶ標高があがってきました。雨は降ってるけど、少し周辺の山が見えます。そして、白馬岳への稜線も見えていて、天気よかったら最高の道だなと思いました。
ゴールも見えてきたので、はりきって進みます。天気は回復してきたのか、ガスが晴れる瞬間もでてきました。
ここで雷鳥を発見して、写真撮影タイム。この天気は雷鳥日和ですよねー。かわいい。
雷鳥とお別れして、今度こそ白馬岳山頂を目指します。
12:45、白馬岳登頂。まだまだガス。天気が回復したらまた登ることにして、長居せずに白馬山荘に行くことにしました。
12:59、本日の宿である白馬山荘に到着。到着した頃にちょうど雨が止み、その後雨は降りませんでした。夕方にはすっかり晴れていてもう一度白馬岳に登って景色を堪能しましたが、それはまた次の記事で。
歩き始めてすぐに雨が降りはじめ、強弱はあれど白馬岳までずっと降っていました。結局ずっと雨の中を歩き通したのですが、全体的に道がよくて特に困ることはありませんでした。白馬大池山荘内で休憩&補給できたのは大きかったです。景色がとても楽しめそうなルートなので、天気がよい時にまた来たいなと思います。
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