【登山歴4カ月】九州遠征・警戒Lv2の阿蘇山を登る【中岳・高岳】

三連休+1日休みをとって九州旅行へ行ってきました。阿蘇山とくじゅう連山をメインとした山登り旅行で計画をたてたものの、天候次第ではがらっと変更と思っていたのですが、なかなか判断ができず、微妙な天候の中ほぼほぼ予定通りに山に登ってきました。

阿蘇山を登ると言えば、阿蘇五岳(高岳(1,592m)を最高峰に根子岳(1,433m)、中岳(1,506m)、烏帽子岳(1,337m)、杵島岳(1,321m))のどれに登るのかって話になるようなのですが、セットにするなら高岳・中岳or烏帽子岳・杵島岳の2パターンのようでした。烏帽子・杵島岳は草千里の方にあり、よりライトな登山になります。察するには緑の季節の方がよさそうというのもあり、今回は高岳・中岳に登ることにしました。ルートは砂千里ルートと仙酔峡ルートの2つがあり、砂千里ルートにしました。

1月下旬に阿蘇山の警戒レベルが2にあがってしまい、火口から1km圏内の立ち入りが禁止となってしまいました。そのため、砂千里の木道が使えず、中岳の火口東展望所も立ち入れないという少し残念な状況での登山となりました。

2024年2月10日(土)曇り 強風 

10:54 阿蘇山西駅
10:55 古坊中登山口
11:20 皿山の肩
12:07 南岳
12:23 中岳
12:41 高岳
13:13 月見小屋(避難小屋) 休憩
14:14 南岳
15:01 皿山の肩
15:25 古坊中登山口

タイム4時間33分/距離11.3km/のぼり713m/くだり719m from YAMAP

九州旅行1日目は朝一の便で羽田空港を飛び立ち、8:30頃に熊本空港に到着。レンタカーに乗り、途中モンベル南阿蘇店でOD缶を調達して登山口のある古坊中駐車場に向かいました。空港から登山口までは1時間弱くらいなんですが、なんだかんだ時間がかかり、登山開始は11時前に。

10:54 駐車情報を出発。駐車場の近くには綺麗な阿蘇山上ターミナルという建物があります。

立入禁止となっていて紛らわしいですが、これを越えて進んでいきます。

警戒レベル1だったらこの先にも車で進めるんですよね。今回はここから右に入って皿山迂回ルートへ。

岩に黄色いペンキでルートがわかるようになっています。これはくじゅう連山も一緒でしたね。

皿山迂回ルートは緩やかな道でした。

11:20 30分弱で皿山の肩に到着。このあたりですれ違った方は南岳で撤退だったらしいです。とりあえず行けるところまでは行ってみることに。ていうか、噴煙が想像以上にすごい。

皿山の肩から下って砂千里へ。警戒Lv1ならこの木道を通れたんですよね。

砂千里を過ぎるといよいよ登山という感じで南岳に向かって一気に登ります。今回のルートだとここだけきつかった。岩ゴロゴロ。白く見えるのは植物に氷が付着しているんですが、寒いのがよくわかりますね。

振り返れば右手に砂千里。荒涼としてて、こんな景色は初めて。

12:07、登山開始から1時間ちょいで南岳に登頂。寒いし、風強いし、ガスガス。

南岳から中岳・高岳では稜線歩きなんですが、強風&ガス。撤退する気持ちもわかるなと思いつつ、道幅は広くて歩きやすいし、距離的には非常に短いので進むことに。ガスガスなのは雲というか、噴煙が流れてきている感じ。結構匂いもあります。

12:23 中岳登頂。うーん、何も見えない。

高岳への稜線。晴れてたらすごくいい道なんだろうな。

12:41、阿蘇山の最高峰、高岳に登頂。おっと晴れてきましたよ。

晴れてても風が強くて寒いものは寒いので、お鉢周りをして月見小屋(避難小屋)でお昼ご飯を食べることにしました。右手に見える小屋がそれなので、ぐるっと回ります。

雪の花って感じで綺麗ですね。雪じゃなくて氷なんですけど。

月見小屋はこじんまりしていて、両サイドにベンチがある程度。扉が壊れててなかったんですが、十分でした。
帰り道は少しガスが抜けてきていい感じ。

南岳直下も行きより見える気がします。ここは風が弱くて生き返る感じ。

こういう道、下りの方が神経使いますよね。

皿山の肩まで戻ってきましたが、相変わらずの噴煙。ちなみにヘリコプターがひっきりなしに飛んでいて、登山中ずっと音が聞こえていた気がします。皿山も一応登ろうかと思ってたんですが、なんか満足してしまったのでスルー。

コンディションは残念でしたが、今まで登ってきた山とは全然景色が違って楽しかったです。あと、阿蘇山の噴煙が想像以上ですごかった。雪は一切なしでしたが、植物に氷が付着してて花のようでした。 今度来るときは、緑の季節で警戒レベルも1に下がってる時かなー。

下山後は、垂玉温泉 瀧日和に立ち寄り湯をしました。日帰り入浴施設なんですが、結構綺麗でよかったです。

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