南アルプスの山小屋に泊まる【北沢峠こもれび山荘】

2024年7月、南アルプスの仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に登るときに拠点として宿泊しました。

宿名:北沢峠こもれび山荘
プラン:大部屋二食付き(寝具付)
予約方法:Web予約(Yamatan)
料金:¥13,000

2024年の営業期間は4/25〜11/4予定。90日前の0時~予約開始らしい。
通常は¥12,000で、日程により割増で+1,000円だったのかな。支払はWebでクレカ払いになります。

6月頭には週末は8月末まで空きがなかったのですが、その後もちょこちょこサイトを覗いていたところ、6月末に空きが出ているのを見つけて予約できました。

立地

南アルプス林道バス「北沢峠」のバス停の目の前に建っています。南アルプス林道バスの出発地である「戸台パーク」から「北沢峠」までは南アルプスクイーンラインで約1時間の乗車時間になります。

【山へのアクセス】
・仙丈ケ岳へ約4時間
・甲斐駒ヶ岳へ約4時間

どちらの山への登山口も小屋のすぐ近くにあって、非常に便利な立地です。

建物・設備

67名宿泊可ってことで、そんなに大きくはない小屋です。 綺麗な2F建ての建物で、個室はなくてすべて相部屋。1Fはよくある2段ベッドスタイルで1名ずつカーテンの仕切り有。2Fは屋根裏的な雰囲気の大部屋でした。

綺麗な建物
1F
1名ずつカーテンで仕切り有
2F
トイレと洗面スペース(歯磨き粉使用可)

建物が狭いので、談話室や食堂といった区切られたスペースはありませんでした。食事は1Fの2段ベッドが並んだ間のテーブルスペースでいただく形で、おそらく満員状態だったので少し窮屈には感じました。
乾燥室は一度建物から出て自販機の隣の扉から入った場所にありました。

寝床

1Fの2段目に宿泊しました。一人ずつカーテンで仕切れるようになっているのがよいですね。スペースは少し狭めかも(横幅的に)。私達は2名利用だったので間のカーテンを閉めなかったのでスペースに余裕があったけど、一人で仕切るとザック置くのが結構厳しそうな気がしました。

敷布団というかマットレス(?)に布団1枚で全く寒くはなく、清潔感的にも気にならなかったです。山小屋はこういうさっと拭けるタイプのマットの方がいいのかもしれないですね。

寝床スペース

食事

食事は山小屋とは思えない立派なもので、とても美味しかったです。山小屋と言ってもバスが目の前までこれるだけのことはあるというか(笑)

夕食
夕食後の一口デザート
朝食

売店・喫茶

ランチは食べられる時間に下りてこなかったのでわからないですが、食事の味からすると、きっとおいしいんじゃないかと思います。生ビールがアンバーエールなのがちょっと変わってますよね。

喫茶メニュー

外には自販機があり、ソフトドリンクやお酒を売っていました。ペットボトル類は中で売ってました。

自販機と乾燥室の入り口
売店コーナー

サービス

水場は小屋の外にありました。

電波状況ですがdocomoは全くつながらず、初めて山小屋wifiを使いました。AUユーザーであれば無料らしいのですが、そうでない場合は24h600円 or 2h300円。2名だったので私が24h600円のお支払いをして、テザリングでネット共有して使いました。

一番よかったのは、荷物を預けられることですね。1日目の朝に北沢峠に到着した時にチェックイン手続きを済ませ、荷物を預けて登山。2日目も荷物を預けて山に登って、バスに乗る前に引き取ることができます。最初からザックとは別の鞄に預ける用の荷物を入れておくと便利だと思います。

荷物コーナー

眺望

山の上にあるわけではないので眺望はなし。少し登ればってものでもないので、星が見えるくらいかなと。

最後に

山小屋と言っても、山の中ではなくバス停の目の前という立地ですが、甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳という2つの百名山に登る拠点としては最高の立地。どちらの山も往復7時間もあれば行けると思うので、1泊か2泊かで両方登るのがいいんじゃないかと思います。

設備は清潔で食事は美味しいですが、荷物はバスを降りてすぐ預けられるのでいろいろ食材を持ち込んで自炊するのも楽しそうでした。外で焼肉している人たちがいて楽しそうでした。

最後に持って行くといいかなと思うものを書いておきます。

①登山後のお楽しみ(おやつ・つまみ・酒等)
荷物を預けられるので、山登り後の楽しみを持ってくるといいと思います。

②歯ブラシ
歯磨きできるので、歯磨きセットは持って行きましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次