【登山歴半年】武尊山に登れなかった話【高手山】

北八ヶ岳での雪山デビューから帰ってきた後、せっかくアイゼンも買ったので2回目の雪山登山先を探していたのですが、スキーバスツアーを利用するととてもお安く行けるというのに釣られ、武尊山に行くことにしました。

武尊山は川場スキー場のリフト使うと往復3時間程度で登ることができ、夏に登るよりもコースタイムが短くなるんですね。
そして、川場スキー場には複数の旅行会社がバスツアーを運行しています。

スキーバスツアーは、往復のバスとスキー場のリフト券がセットになったツアーで、基本的にはスキーやスノーボードをする人向けのものです。日帰りのツアーが基本で東京近郊からの出発だとバスの乗車時間が片道2時間半~、現地滞在時間が6時間~というでした。出発地は東京・新宿・池袋のほか、横浜や町田、大宮など色々ありました。

私が調べた限りでは、どの旅行会社も2週間前からキャンセル料金が発生するような感じなので、あまり気軽には申し込めないですね。申し込み時点からキャンセル料金が発生するような状況で、天気もわからないので迷いましたが、結局まぁなんとななるでしょの精神で申し込みました。

2024年3月20日(水) 曇のち晴れ

10:54 登山口
11:49 高手山
12:30 登山口

タイム1時間37分/距離3.2km/のぼり245m/くだり243m from YAMAP

天気予報は荒れ気味でしたが、昼過ぎまではなんとかなりそうな予報だったので、少なくとも剣が峰は登れるかなと思いつつ集合場所へ。バスに乗車後、川場スキー場の公式HPで「本日登山不可」というお知らせを発見してしまいました。すでにバスに乗ってしまっており、「あれ?何のために行くんだっけ?」としばし途方にくれました。発表は前日の19日だったようです。スキー場が登山不可にすることがあるということを知らなかったんですよね。。。事前にチェックしましょう。。。

10:00、川場スキー場に到着しバスから下車。まずはリフト券の交換をします。ICチップ付のリフト券(カード)で、デポジットとして500円支払う必要がありました。リフト券(カード)を返却時にお金は返ってきます。

登山者は登山用の窓口で登山届の提出とココヘリの提示(持ってない人はレンタル必須)が必要らしいですが、本日は登山不可ってことでこの通り。剣が峰まででいいんだけど、やっぱりだめですかね。。。

仕方ないので、準備を整えてスキー場の外にある登山口に行ってみることにしました。スキー場からは車道を20分ほど下ると駐車場と登山口があります。ここはリフトを使わずに武尊山に登る場合の登山口の一つみたいです。ここから登ると剣が峰の手前でスキー場のリフトから登った場合の登山口と合流します。

駐車場に車はなく、登山口にも先行者のトレースはなし。とりあえずゴールは決めずに登ってみることにしました。

10:54、アイゼンを装着して出発。天気はなぜか晴れ。風もなく快適な状況。

トレースのない雪道を歩くのは初めてだったのですが、途中まではなんとなく過去のトレースがあったっぽい場所がわかりました。途中キャンプ場(跡地?)のような場所がありました。

雲が多い方面もあれば晴れ間もあり。人がいるはずもないので、静かな山歩きは楽しめます。

道はよくわかりませんが、ちょこちょこ標識も設置されていました。

こっちは埋もれた看板。こう見ると結構雪深い。

動物の足跡。何の動物だろ。

11:49、高手山登頂。かなりゆっくり歩きましたが1時間はかからず。

山頂からは意外と眺望あり。雲は多いけど空気は澄んでるんですかね。遠くまで見えます。

このまま歩き続ければ川場スキー場のリフトの上はもちろん武尊山まで行けます。リフトまで歩いてリフトで下山とかいうこともできるとは思うのですが、トレースがない中でどれくらい歩けるかもわからないので、ここで下山することにしました。

来た道にはもちろん私たちのトレースだけ。道がわからないのでただまっすぐ歩いただけ。

12:30、登山口に到着。約1時間半の短いスノーハイクでしたが、新しい体験だったこともあり結構楽しめました。
ここから川場スキー場まで戻る道のりが登りなので結構だるい。まだ晴れてますね。

せっかくリフト券もあるので、上までリフトで行ってみました。途中、係の方に登れませんよとは言われました。一応チェックはしてるみたいです。一番下はやっぱり晴れてました。

リフトを2本乗り継いで、一番上、武尊山に登り始める場所に到着。風があって結構寒かったので、この状態で登り始める気はしないかも。

リフトからの景色。また登りに来ないと。

川場スキー場内のインドカレー屋でお昼ご飯を食べて、あとはパウダーラウンジで帰りのバスまで時間を潰しました。
今回唯一正解だったのは、バスツアーのオプションでパウダーラウンジ利用券(+1000円)をつけたことですね。フリードリンクでジュース系とコーヒーや紅茶が飲めるようになっていました。

15時頃になると天候が一気に悪化して吹雪の様相。ほぼ天気予報通りの流れでした。

スキーバスツアーは安くて楽なのがメリットだと思うのですが、デメリットもあります。
① キャンセル料金の発生
② 予定通りでも到着時間が遅く、スキー場の混雑状況次第では滞在時間が不足する可能性がある
③ 道の混雑状況次第でさらに到着時間が遅れる可能性がある

たぶん来シーズン以降にはなるんですが、次回リベンジ時はどうしましょうかねー。

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