2024年8月、白馬三山縦走の時に宿泊しました。栂池から白馬岳までの記録はこちらの記事です。
宿名：白馬山荘
プラン：相部屋(１泊２食税込)
予約方法：Web予約
料金：¥15,000
2024年の営業期間は4/27〜10/14予定。予約は4/15に開始になりました。
6/21までの残雪期は¥16,000で、個室は別途個室料金が必要になります。支払は現金のみ。
2024年は7月4日に白馬大雪渓が通行止めとなった影響か、Web予約は週末でもとりやすい状況で、特に苦なく1週間ほど前に予約できました。もしかしたら台風の影響もあったかもしれません。
私が泊まった日程は台風の影響で、宿泊者は10名以下というレアな状況となっているので、通常と少し印象が違う点があるかもしれませんので、ご注意ください。
立地
白馬岳の直下という素晴らしい場所にあります。山頂との高低差は100m程度で15分もあれば到着できます。道もよいので、気軽に登りにいけました。
【山へのアクセス】
白馬岳へ 15分
杓子岳へ 1時間15分
白馬鑓岳へ 2時間15分
【登山口からのアクセス】
栂池自然園から 6時間半
蓮華温泉から 6時間半
猿倉から大雪渓経由 6時間
猿倉から鑓温泉経由 10時間40分
建物・設備
かなり大規模な山荘で、公式サイトによると収容人数は800名となっていました。遠くから見てもかなり存在感があります。
建物も1号館、2号館、3号館と分かれていました。
広い山荘で、一通りの設備は整っています。今回は雨の中登ってきたので、乾燥室にすごくお世話になりました。靴以外はしっかり乾かすことができて助かりました。
食堂もとても広々としていました。
自炊室が室内にしっかりあるのも嬉しい。今回は雨の影響で途中休憩なんてできなかったので、到着してから自炊室でカップラーメンを食べました。
今回は人が少なかったのでどこもすかすかで何も困りませんでしたが、キャパシティを考えると、混雑時はそうのびのびと使える感じではないかもしれません。
トイレもたくさんあって、とても綺麗でした。
寝床
割り当てられた寝床は相部屋ですが、2名ずつの仕切りがあり、さらに全面はロールスクリーンで閉じられるようになっていてほぼ個室。2段式ではないので天井も高く快適でした。清潔感的にも特に気になるポイントはなし。
食事
食事はおいしかったです。最近食事がおいしい山小屋が多くて、高得点というわけではないのですが、十分だと思います。もちろんご飯とお味噌汁はおかわり自由。後述しますが、レストランスカイプラザが素晴らしくて印象がよいので、こっちは評価控えめになってるかも。
売店・喫茶
別棟でスカイプラザ白馬というレストランがあります。眺めもよくて、いい時間が過ごせました。
宿泊プランによってはこちらでご飯をいただくこともできるようです。
自販機で飲み物・酒は販売していました。ちょっと記憶が正確とは言えないのですが、山小屋としても物価は少しお高めな印象でした。確かコーラのペットボトルが800円でした。
サービス
水は館内の水道が飲料水のタイプ。自炊室で汲んでました。
電波状況はdocomoはわりとどこでもつながりました。充電サービスは100円でした。
眺望
白馬山荘からでも素晴らしい眺望があります。杓子岳が綺麗に見えるのはもちろんですが、剱岳の存在感が素晴らしいです。
山荘前にはベンチもあって、天気が良ければずっと座って眺めを見ていられそう。
15分ほど歩いて白馬岳に登ればさらに素晴らしい眺望があります。到着時は雨でしたが、午後は晴れ、日の入りの頃に白馬岳に登りましたが、絶景でした。
最後に
なんといっても立地が素晴らしい山小屋でした。山荘からの眺めもいいし、白馬岳山頂にも近い。あとはスカイプラザがおすすめ。台風の影響で人が少なくて、とても静かに過ごしましたが、人で賑わっている山荘もいいですよね。
近くに白馬頂上山荘があるので、そちらも気になりますが、立地は白馬山荘の方が評価高いと思います。来年は白馬大雪渓を登って、また山荘に宿泊したいなと思います。
最後に持って行くといいかなと思うものを書いておきます。
①歯ブラシ
歯磨きできるので、歯磨きセットは持って行きましょう。
②充電グッズ
充電したい場合はコンセントから充電できるようにした方がよいです。
③耳栓
個室状態なのであまり気にならない可能性もありますが、相部屋なので基本的には合った方がよいと思います。
④インナーシュラフ
清潔感気になる人は持って行ってもいいと思います。
コメント