北アルプスの山小屋に泊まる【燕山荘】

2024年7月、北アルプスのパノラマ銀座を3泊4日で縦走した時に宿泊しました。

宿名:燕山荘
プラン:1泊2食付き<一般室宿泊>
予約方法:Web予約
料金:¥15,000

2024年の営業期間は4/20~11/23で、年末年始営業は別途あるようです。

おそらく日本で一番人気のある山小屋なのではないかという山小屋。2024年の予約開始は3/14でしたが、私が予約した5月上旬時点で週末(休前日)の予約は9月末まで埋まっている状況でした。

立地

北アルプスの燕岳から30分ほどの稜線上にある山小屋です。中房温泉から登るのが一般的。

【登山口からのアクセス】
・中房温泉から約4時間

【山へのアクセス】
・燕岳へ約30分
・大天井岳へ約3.5時間
・常念岳へ約6.5時間

【他の山小屋へのアクセス】
・大天井ヒュッテへ約3時間
・大天荘へ約3時間
・常念小屋へ約5.5時間

建物・設備

収容人数は650名らしいですが、2024年は半分以下の予約制らしいです。大きくて綺麗な小屋。

玄関

館内はとても広く、本館・第一別館・第二別館・新館がつながっていて、迷子になれそうでした。

館内案内図

玄関の横に広々とした食堂、喫茶(サンルーム)、談話室がありました。

食堂
食堂の奥に喫茶「サンルーム」
食堂の隣の談話室

本館の洗面所とトイレは食堂にありました。第一別館・第二別館にもあるみたい。
洗面所の水は飲料水で水はここで汲みました。歯磨きはOKですが、歯磨き粉の使用はNGと記載がありました。

綺麗なトイレ。時間帯によっては混雑が発生していました。

新館の奥に自炊室がありました。本館からは遠いけど、屋内&綺麗でいいですね。

寝床

今回宿泊したのは本館。2段式で2名ずつで仕切られたスペースが並んでいました。こういうタイプに泊まるの初めてでしたが、個室感あってよいですね。
ザックや靴は目の前の棚におけるようになっていました。他の人と間違えないように名札付けが推奨されていました。

棚と寝床(本館)
寝床(二段目)
布団一式

他の場所も覗き見。第一別館も似たような構造でしたが、こちらの方が天井が高くて広そうでした。

第一別館
第一別館は3名ずつの仕切り
個室
大部屋

食事

食事は本館の食堂で。2部制で、チェックイン時にもらった食券を持って行く形でした。
食事はとても美味しくて量も多くて文句なし。特に夕食はハンバーグ、魚の煮つけ、副菜に野菜も添えられていてとても豪華だと思いました。

夕食
朝食

喫茶

食堂のランチ営業とは別に喫茶「サンルーム」があります。ランチ営業は10:45-13:45ですが、喫茶は18:30まで営業と長め。
コーヒー系のソフトドリンクやケーキセット、お酒類につまみ類(おでん、もつ煮みたいな)とメニューは充実。

昼には到着して特に予定もなかったので、お昼を食べ、喫茶でケーキセットを食べ、さらにお酒を飲みながらまったりと充実した(?)時間を過ごしました。

昼食メニュー
カツカレー1500円
喫茶サンルーム(中から)
喫茶サンルーム(外から)
ケーキセット1000円

サービス

飲料水は洗面所で自由に汲めます。お湯もポットがおいてありました。充電は1回100円とのこと。

ヤマテンの天気予報
充電コーナー

グッズ販売が充実。大きく「燕」と書いたTシャツを着た人は結構見かけました。

眺望

小屋からでればそこは北アルプスを臨む最高の展望台。燕岳もすごく綺麗に見えて最高。

特等席
パノラマ

テント場

テント場は小屋のすぐ近くにありますが、あまり広くないですね。予約制なのも頷けます。また、この時期でもまだ雪が残っていました。

最後に

綺麗で、食事は美味しいし、喫茶は充実眺めは最高、とてもとても満足度の高い山小屋でした。人気があるのも納得。また泊まりたい。

最後に持って行くといいかなと思うものを書いておきます。

①充電のための道具
有料(1時間100円)ですがコンセントがあるので持って行けば充電ができます。

②歯ブラシ
歯磨き粉はNGでも歯磨きはOKなので歯ブラシは持って行きましょう。

③ドライシャンプー、汗拭きシート系
風呂やシャワーはないので、身体や頭を拭くようなものはあるとよいと思います。今回初めてドライシャンプーを導入しましたが、気持ちすっきりするなと思いました。

④インナーシーツ(好み)
寝具一式を不潔には感じませんでしたが、気になる人は持って行きましょう。私は一応使うようにしています。

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