初心者でも登れる百名山ということで、那須岳に登った後から次の行き先候補にあった大菩薩嶺に登ってきました。
紅葉目当てに谷川岳やアプトの道に行ってきた結果、紅葉が終わった時期の登山となってしまいました。
2023年11月25日(土) 晴れ
7:50 上日川峠駐車場
8:07 福ちゃん小屋
8:58 大菩薩嶺
9:07 雷岩 休憩①
9:36 さいの河原避難小屋
9:48 大菩薩峠 休憩②
10:27 熊沢山
10:37 石丸峠
11:44 上日川峠駐車場
タイム3時間54分/距離8.1km/のぼり(累積)703m/くだり(累積)705m
この週末は冷え込む予報となっていて、直前まで行くかどうか悩み、もう少し南の山への変更なんかも検討していました。天気予報もサイトによっては登山向きではない評価となっていて、雲はなく雨は降らないものの気温が低く風が強いというのはどこも共通していました。
結局、寒さ対策だけはしっかりして、本当に駄目なら下山すればいいという判断で登ることに決めました。
スタート地点の上日川峠駐車場には7:30くらいに到着。
紅葉シーズンは過ぎていたことと天気予報も微妙だったので、混雑は想定していなかったのですが、第二駐車場まではほぼ埋まっていました。天気を不安に思っていたので、みんな登るんだなと正直安心しました。
7:50 登山開始。天気はよく、気温は予想通り低いものの風はありませんでした。
上日川峠の駐車場からはすぐに登山道が始まります。まずは福ちゃん小屋を目指します。
非常になだらかで歩きやすい道。ただ昨晩の冷え込みで霜柱ができ、それが陽射しで溶けてぬかるみができている場所がありました。
福ちゃん小屋はあっさり通り過ぎ、大菩薩嶺に向けて登山スタート。雷岩の手前から傾斜が少しきつくなると同時に眺望がひらけてきます。振り返れば富士山が。雲が少し邪魔なので流れてくれないかな。
8:58 大菩薩嶺に到着。途中の雷岩からの眺望がすごくいいのですが、一旦スルーして大菩薩嶺の山頂にタッチ。
山頂は木々に囲まれていて眺望がないので、すぐに雷岩まで戻ります。
雷岩までは風を感じなかったのですが、雷岩に到着した途端冷たい風に曝されて慌てて厚着しました。
ウインドブレーカーなどはまだ購入していないので、とりあえずレインウェアのジャケットを着こみ、念のため持ってきたニット帽子と厚手のグローブを装着。
しかし雷岩からの眺望は最高。少し雲が邪魔ですが、富士山と南アルプスが綺麗に見えます。
駐車場から1時間も登ればこの眺めって素晴らしいですね。スペースも十分あって、風がなければ長居したかったな。
雷岩からは大菩薩峠を目指すのですが、この道も最高ですねー。向かって右手には先ほどの雷岩から見た富士山がずっと見えているんですよ。ただ、風で顔が寒くてですね、顔覆うのも持ってくればよかったです。
気持ちのよい道が続きます。
そして、大菩薩峠の介山荘が見えてきました。
9:48 大菩薩峠に到着。ここでご飯タイム。ここも風が冷たく寒かったので介山荘で購入した甘酒がしみます。
大菩薩峠からの眺めもかなりよいです。富士山とは逆側はこの眺め。山が紅葉で染まってます。
おそらく大菩薩峠からは上日川峠に戻るのが一番一般的なルートかと思うのですが、もう少し歩きたかったので石丸峠まで行ってから上日川峠に戻るルートを選択しました。
大菩薩峠から少し登って熊沢山を越えると石丸峠が見えてきます。
こんな感じでとてもいい道なんですが、霜柱がすっかり溶けてぬかるみがひどいことになっていて、ここが一番歩きにくかったです。
10:48 石丸峠に到着。ここからスタート地点の上日川峠に戻ります。
大マテイ山方面への縦走なんかもしてみたいですが、車だとスタート地点に戻りたいっていうのが難点ですよねー。
石丸峠を通りすぎてもしばらく左手がひらけていてよい道ですが、そのうち木々に覆われてしまいます。
駐車場までは川を渡るために3回くらい下っては上ってをさせられ、最後は駐車場に向かっての上りになるというルートでちょっとだるい道でした。
11:44 スタート地点の上日川峠駐車場にゴール。合計4時間弱の楽々山行でした。
帰りルートについては、大菩薩峠~石丸峠間の道のぬかるみダメージもあって、大菩薩峠から素直に上日川峠に帰る方がよかったのかもしれないです。
それか、雷岩~大菩薩峠間が良すぎたので、逆走して帰るのが正解だったやもしれません(笑)
ちなみにですが、正直私が過去登った中で一番楽な登山だったなと思いました。
もちろん慣れもあると思うのですが、一週間前に登った高水三山の方がつらかったし(累計高低差データ的に見てもね)、なんなら城山~高尾山の方がつらかった気すらします。
やっぱり眺望バフってあるんですかね?
この後は石和温泉に宿泊したので、次回はその宿の話を書こうと思います。
コメント